なつかしおもちゃ館

ほとんど告知が見受けられなかったので知らなかった方も多いかもしれません。お盆の期間中、新得駅近くのハプセブン内の一角で、『なつかしおもちゃ館』 が開かれていました。Yokoの年代前後の方なら幼い頃遊んだおもちゃがあったり、タバコ屋さんのディスプレイなどがあったりと昭和色満載の空間となっていました。詳しくはわかりませんが、このおもちゃ達は、札幌在住の方のコレクションの一部だそうで、寄贈頂いたようです。

次回、機会がありましたら、のぞいてみてはいかがでしょう。お気に入りのおもちゃが見つかるかもしれません。

ところで建物のハプセブンですが、かつては7つのお店が入っていたのはご存知でしょうか。(だからセブンなのか)新得町史を読むと画期的な試みだったと想像できます。

『新得町史 その他の産業 商工業』から

昭和50年(1975)6月協同組合を設立し、共同店舗の経営構造等について調査研究を重ね、その実現に結びつけた。

建物の構造としては、建物内部に共用通路を設けた連棟式共用店舗で、この通路をオープンにし、各店舗を利用できるようになっており、道内で初めての試みである。設立された団体名称は、新得名店街事業協同組合(ハプセブン・ショッピングセンター)で、7店舗が加盟し、昭和53年(1978)10月1日にオープンし、初代理事長は上村政男であった。

現在は、四エリアで三店舗が営業しているハプセブンです。新得町史でいうところの名店街は、雨が降っても雪が積もっても店舗はもちろん通路においても建物の中なので、天候を気にする必要がないのが強みです。

せっかくの全天候型のオープン通路。そこを活用できないものでしょうか。たとえば、パーティーションを設置して、絵画展や写真展、長椅子置いて焼き物等の作品展など、そんな発表の場として。あるいは街中お得情報の掲載の場として。そば祭りの時などの町外から来られる方が多いイベントの時は、にわか露店。さらには掘り出し物販売やリサイクル市等々。アイディア次第で楽しい空間になりそうな予感がします。(そのアイディアというのがなかなか難しいですが。)

『そんなことしても商売にならないよ。』

多分、そうかもしれませんね。でも、あそこに行くと何かやっているよ。楽しそう。そうして少しづつでもこの場所が人寄り空間になってけば、駅前商店街全体に良い刺激になっていくのではないでしょうか。

鉄路縮小が報道されるJR北海道。新得町も他人事ではなくなってきました。町内外問わず沢山の方々が新得駅を利用して乗降してくれることは重要です。それには、この新得駅周辺に人が集まってこなければ乗降客は増えないでしょう。もちろん買い物客も増えません。

例えば北海道鉄道の要所の一つの滝川駅で下車されたことがありますか。
滝川市は新得町より何倍も人口のいる町です。駅前整備も進んでいて立派なロータリーがあります。しかし、残念ですが商店街はかつての賑やかさや楽しさが感じられません。驚くことに駅にはキヨクスのような売店すらありません。郊外に大型店があって、買い物客を含め、人の流れがそちらに向いてしまっているのでしょうが、鉄道利用者にとっては不便で魅力薄な駅になってしまいました。
町である新得町は『道東の玄関口』と呼ばれ鉄道の要所ですが小さな町です。(面積は広いですが)どんどんと加速して、あの光景になっていくのでしょうか。

「小さなことからコツコツと」(漫才師 西川きよし)
小さな町だからできる事ってあるはずです。

おもちゃ館でクルクル回るブリキのおもちゃを見ながら、頭の中をクルクルさせていたのでした。

そういえば、サンプラさんの脇にあったコインを入れると乗車しているおもちゃが動いた懐かしい電動遊具。見かけませんが潰れちゃったのかなぁ。